表計算ならぬ、表作文で、日常の頭の中を整理する。

1.PCの黎明期、表計算ソフトを初めて見たとき、まだその効用も思いつがず、電卓と同じか、と思いました。町の喫茶店でインベーダーゲームが流行っていた頃かと、思います。

2.仕事の上では、KJ法とか、新QC七つ道具とかを学び、白紙の上に情報を2次元に配置して考える効用を、学んだような気がします。しっかり身についたかは疑問。いずれもかなり過去の話。

3.5-6年前に、仕事で、特許について、ある弁理士のホームページで、しっかり学びました。その弁理士の特許の整理の仕方が、すばらしいと思いました。なにがすばらしいかと言うと、特許明細書と言う一つの知識情報の塊に対して、特許の中身の個々の論理に対する理解感と特許全体の把握感が両方満たされた感覚を持つことができたことが、素晴らしいと思いました。いつか、詳しく説明しましょう。

4.そこで、数字に対して表計算と言うツールが、あるように主語述語からなる文にたいして、それを作文に纏めるための表作文というツールがあっても良いのではないかと思いました。端的に言えばテンプレートと言う事でしょうけど。ではどんなテンプレートが良いのかと言うのが、私の問題意識で、今後、このブログの日記を書くことを通じて試行錯誤をしてみたいと思います。すなわち私の関心事は、日記に書かれる出来事そのものより、それを頭の中でどう処理するかと言う思考法にあります。

5.まず横軸に観点を配置します。とりあえず3項目。縦軸は時間経過とします。横軸は、特許の場合は、目的又は課題、解決手段、作用効果となります。日常生活の場合は、まず右側に課題に相当する逆風、左側にその反対の順風、真ん中に自分の態度とします。これをどのようにするかが、関心事です。いまの所、これが良さそう。

6.例 3日前のある出来事

    人生の逆風    |  自分の態度  |  人生の順風

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・いやなものを目にした。 |  ・自然体   |・娘に電話して、話したところ

             |         | 娘も全く私と同じ考え。

             |         |・人生の味方を得た思い。

 

7.第3者には、何のことかと思うでしょうが、私にとっては人生の逆風の順風も私の態度によってこんな風に変わると言う納得感があります。また右側だけ続けば、嫌な事ばかり続いた。左側だけなら、ラッキーなことばかりと言うことです。

8.理系の人は、何となく分かってもらえそうな気がしますが、いかがでしょうか。